長崎 アンチ観光アンチ旅

旅好きだけど金がない。ならば地元を旅しようw の精神でこのブログ始めました! 来崎される皆さんの役に立てれば幸いです!

さらば 料亭 富貴楼!

  

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 さらば 料亭 富貴楼!

 

Re 18/11/25

【データ】
長崎駅 ➡ 富貴楼
歩数   2065歩
時間   22分

長崎バス 70、80、90番    乗車
     諏訪神社前バス停 降車
            (160円)

県営バス 立山、西木場、  乗車
     西山団地、浜平  乗車
     諏訪神社前バス停 降車
            (160円)

路面電車 蛍茶屋行き    乗車
     諏訪神社電停   下車
            (120円)

※バスは遠回りになるので路面電車がオススメです。

 

 

今回は長崎市、西山町にある『料亭 富貴楼(ふうきろう)』をご紹介したいと思います。

この「料亭 富貴楼」、歴史はかなり古く最初は「千秋亭・吉田屋」から始まり、1655年 承応4年には屋号を「料亭 吉田屋」に変え、その後1688年 元禄元年に造られた土台の石垣は今もキレイに残ってます。

5代将軍、徳川綱吉の時代!

生類憐みの令、水戸黄門忠臣蔵の時代からですよ!

すんげぇ!!

 

その後、持ち主が変わり屋号も「富士亭」に変更。

記録によると、幕末にはなんとあの才谷梅太郎坂本龍馬の別名)、岩崎弥太郎トーマス・グラバー錚々たるメンバーが訪れたとか!

 

そして1887年 明治20年頃に来崎した日本国初代総理大臣、伊藤博文から当時の女将の名前と庭園に咲いていた牡丹の別名、富貴花から『富貴楼』という名を勧められ今に至るらしいです。

まぁ、ザックリ言うとこんな感じですね。

 

と、こんな華やかな歴史を持つ富貴楼、実は2017年 6月10日をもって休業しています。

持ち主、経営者の方々の高齢化、そしてこの巨大な建物の年間維持費が300万ぐらいかかっていたとか。

一応、ブライダル系の会社等が買い取りに関心を寄せてたらしいですが、どうもお流れになったみたいで、とうとう解体が決まってしまい2018年5月以降、徐々に解体され始めました。

 

わたくし、近くにちょこちょこ行ってる焼き肉屋がありまして、ソコに行くたび富貴楼を見あげて「立体感がカッコいいなぁ…」と思ってました。

まぁ行った事ないですし、料亭とも知らなかったッスけどねw

 

では、ちょっと前から撮っておいた写真を載せていきます。

 

最初はスマホの中に残ってた1番古い写真を。確かまだ肌寒い頃だったと思いますw

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雨が降る夕暮れでした。この階段にお蛇様がいてビビった覚えがあります。木の枝と思って近づいたらザザッと動いたので、わたくし思わず逃走ww 

f:id:matu-koug:20180514035059j:plain追記:お蛇様はシマヘビ・黒化型(通称カラスヘビ)でした。無毒ですが、攻撃型で非常に凶暴な性質。多分守り神だと思いますw

 

そして、解体が決まった!との報道を受け、その日に撮影した写真を何枚か。

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この石垣が元禄時代のモノです。返しの角度が素晴らしい!! 

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玄関。またこの階段が素晴らしいですね。

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では反対側から登ってみます。 

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生け花関連の竹だと思われます。年代物ですかね。

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この裏戸の階段、いいッスねw

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裏側というか、松森天満宮側の玄関です。 

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ここはプライベートな玄関でしょう。 

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天満宮側の玄関。

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装飾が素晴らしいッス! 

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しかし良く見ると建物自体、結構歪んでるのが分かります。これを修繕して耐震補強するとなると…、解体は致し方無いかなと。 

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奥に庭園っぽいのが見えてました。解体前に公開…はしてくれず。

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そして2日後の夜、様子見に行ってみると解体が始まってました。

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この時点で松森天満宮の方はまだ手を付けてません。

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翌日の夕方。本格的に解体が始まり、畳も運び出されてました。

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ここからは道路を挟んで反対側からの全体写真を何枚か。解体が始まる前の写真です。

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5/12(土)に撮影。10日か11日に解体作業が始まったみたいです。 

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 5/13(日)山城みたいでカッコいいッス!

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5/15(火)足場が増えて、中の荷物はだいぶ取り出された様です。

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天満宮に回ると窓から円卓が見えてました。あれで卓袱料理を食べたんだと思います。

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5/16(水)防音幕が広がってきてます。 

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5/16(水)天満宮側も本格的に解体し始めました。  

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 5/17(木)内部はほぼ撤去済み。左上の畳が見えます。

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神社側が開いてたので撮影。ほぼ何も残ってません。

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 違う角度から。

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 5/21(月)外見はあまり変わらず。通りかかった同業者がアレ逆じゃない?…と話してました。解体にも色々あるんスねw

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天満宮側も防音幕の覆われてました。取り壊しが始まった様です。 

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 5/23(水)もう屋根瓦はほぼ撤去。

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5/25(金)右上の取り壊しが始まりました。通りかかったご近所の奥様達が残念がってましたよ。

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5/29(火)良く見ると中が完全にスッカラカンになってます。テーブルが見えますね。

 

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6/10(日)別角度から撮影。もう空洞です。 

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6/4(月)左上も解体され始めました。 

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6/6(水)この日から急激に解体。 

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 6/15(金)もう外壁だけが残ってる感じです。 

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6/16(土)天満宮側から。

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6/21(木)

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6/23(土)中央に階段が見えます。何時のモノで何処にあって誰が登ったんだろう…と思うと胸アツです。

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6/26(火)手前にある年季の入ったオーブンレンジ!?が昭和を感じさせますね。 

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6/29(金)灯籠がカッコいい!

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7/2(月)台風前夜。石垣が素晴らしい! 建物の中に隠れてたんですね。どういう造りだったんだろう…。  

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7/4(水)雨。裏口にあった思われる敷石が素晴らしいです。手が込んでますね。 

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7/20(金)この日をもって一応囲い設置期間は終了となってました。 

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7/27 (金)コレが最後になります。キレイな更地になりました。 

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後日再度調べてみると、なんとあの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」と「美味しんぼ」という日本が誇る長期連載漫画にも登場してる!という記事を見つけました。

調べ見たら、こち亀は36巻、美味しんぼは98巻です。

しかし美味しんぼに描かれてる富貴楼はひとコマのみ。

でも長崎県の食文化を紹介してたので面白かったッスよ。越中先生や幻の「迎陽亭」も載ってました。

▽2007年2月出版「日本全県味巡り 長崎編」

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感想(41件)

 

こち亀は36巻。両津勘吉氏の顔つきが悪いですねw

▽85年8月出版「両さんの長崎旅行の巻」

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富貴楼跡に行くにはこちらから。

諏訪神社のすぐご近所なので分かると思います!

長崎 諏訪神社 行き方 長崎駅出発!

 

 

富貴楼跡の近くには、

松森天満宮

 

諏訪神社

ザックリ 長崎 諏訪神社

 

シーボルト記念館

長崎 シーボルト宅跡・シーボルト記念館 行き方 諏訪神社出発!

 

中島川 眼鏡橋 周辺 

ザックリ 長崎 眼鏡橋 周辺(石橋群)

 

なんかがありますよ。

 

富貴楼の公式HPはまだ存在してます。

これが永遠にnet world に残るなんて攻殻機動隊みたいでカッコいい!

こちらから見て下さい!

料亭 富貴楼

 

跡地には何が出来るのかは知りませんが、この素晴らしい石垣を活かしたモノが建てられれば!…と思います。

追記:18年11月の時点でまだ更地です。

 

 

約3か月の連続解体写真はこちらから!

さらば 料亭 富貴楼 2

 

 

今回も見てくれた皆さん、ありがとうございました。

また宜しくお願い致します!

でも一度行ってみたかったなぁ。。

 

もうひとつの長崎さるく 豊かな景観と育んだ歴史的個性 / 谷村賢治 【本】

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松浩G