長崎 坂本龍馬 亀山社中 関連めぐり2 亀山社中資料展示場~
長崎 坂本龍馬 亀山社中 関連めぐり2 亀山社中資料展示場~
【データ】
亀山社中資料展示場
開館日 土・日・祝日
時間 9:00~17:00
料金 無料(運営募金100円~)
管理 亀山社中ば活かす会
要脱靴
おんちゃス。
龍馬通り ➡ 亀山社中記念館 ➡ 龍馬のぶーつ像 ➡ 亀山社中資料展示場 の続きです。
その際お知らせしたんですが、「亀山社中資料展示場」が何と平日は お休み だったんで、日を改めて行ってみました。
土・日・祝日が開いてるって事だったんで土曜の朝9:00過ぎに行ってみたら、もう既に何人か訪れてました。
展示場におられた「亀山社中ば活かす会」のお二人に、比較的少ない時間を聞いたら
お昼12:00~13:00位が少ない
と教えてくれました。
この辺はお昼ば取るトコが少なかけん、そん時間が人の少なくなるね。
だけん少し早めにお昼ば取るか、遅めにするつもりでここに来っとがオススメかね…って感じで仰ってました。
ゆっくり見れるのは勿論、他の人を気にせず1人だけ、家族・友人、彼氏彼女で龍馬と一緒に記念撮影出来た方がいいですからね。
「活かす会」の皆さんの話も面白かったッスよ!
では前回の続き、「亀山社中資料展示場」前からです!
今日は開いてます。待ち時間用の椅子もありますね。
入ります。わたくしも初めてですw
グッズも沢山! 書店ではあまり見かけない書籍もありました!
セルフコーヒーもアリ。左の缶にお気持ちをチャリンと入れときましょう。
もう一つ奥の部屋。幕末偉人の古写真が並んでます。
陸奥守吉宗とガラスケースの上にあるS&W2型ピストルは手にして大丈夫。撮影用です。
1903年、明治36年の「東洋日の出新聞」に掲載されていた兄、権平へ書いた龍馬の手紙。当時の浮世絵師が筆跡通り全部手彫りし、印刷した複製品。原物は行方不明だそうです。
「活かす会」お二人の話によると、この展示物は殆ど「堺屋修一先生」がお一人で集められたとか。龍馬の手紙も堺屋先生が発見されたそうです。
でも最近お亡くなりになられたとの事。
だいぶ手間暇、お金もかかったと思います。
龍馬の事が好き…どころじゃなかったんでしょうね。その思いを感じるだけでも行ってみる価値あります!
記念館は市が運営、300円
展示場は民間ボランティア。
募金は100円となってますが、わたくしちと多めの寄付と書籍を購入。
だた、人が急に多くなったのでコーヒーは飲まずに出てしまいました。
他の皆さん方が記念撮影中。北海道から来られたとの事でした。もし暗殺されなかったら北海道に行ったとか何とかって話してました。
では次の目的地、「若宮稲荷神社」へ行ってみましょう!
直ぐに見えるのが「若宮稲荷神社」。坂本先生も参拝していた と言われているそうですw
風頭公園にある「坂本龍馬像」の原型。製作者、山崎和國氏から寄贈。風頭は後ほど行きますよ。
こんなおみくじもありましたw 最強ですね。
左上・龍馬祈願絵馬、右上・龍馬御守、各五百円。
オプションとして神社の下に土佐藩氏、佐々木三四郎と会食したという「料亭 藤屋」。そしてあの有名な写真を撮った「上野彦馬撮影局跡」があります。
料亭「藤屋跡」。龍馬をはじめ、グラバーもよく訪れてたらしいです。現在は個人宅になってます。
そのさらに下には「上野彦馬撮影局跡」。 現在は三菱系の駐車場になってます。手前にその記念モニュメントがありますよ。
では若宮稲荷神社前の坂を上って亀山焼窯跡、そして風頭公園へ向かいましょう! 因みにこの鳥居は方形(四角)の石で出来た珍しいモノです。
グル~っと上ります。
自治会制作の案内板が目に入ってきました。ここが窯跡。現在はアパートが建ってます。
お隣にある市の案内板と石碑。どちらが好きですか?
その上側にある公民館に発掘された亀山焼が展示されてます。
ここで疑問に思うのが何で「亀山焼窯跡」と坂本先生が関係あるのか⁉ です。
わたくしもその一人だったんですが、案内板や聞いたお話によると亀山社中は元々亀山焼窯が保有してた建物だったとか。それを坂本先生らが使っていたそうです。
なので窯がなかったら、ここに亀山社中が出来なかった…って事なんでしょう。
余談ですが、長崎一のタレントさんがやってる番組で、近くにある “産女の幽霊” でお馴染みの光源寺には「連中はモノをかっぱったいなんだして、悪か事ばっかいしよった」という話が伝わってるそうです。
その番組は 旅チャンネル でもやってたんですケド、最近は放送されなくなりました。
長崎の歴史を全国に知らせてくれる貴重な番組だっただけに残念。
では最後の目的地、風頭山・風頭公園にある「坂本龍馬像」へ行きましょう!!
同じ坂道をひたすら上へ。
そのまま進。敷石が途切れた所で「龍馬通り」は終わりです。
直ぐにこの看板が目に入ります。矢印通り右へ進。
二列の敷石に沿って進。
ここで左へ。この坂が一番キツイです。ゆっくり上りましょう。
グラウンドへ出たら左の階段へ。
少し進むと見えてきました!
「坂本龍馬像」到着。
司馬遼太郎先生、竜馬がゆく の一文が書かれた石碑もあります。奥には長崎湾と角力灘の境目が見えてますね。
もう一つ展望台にも “海の長崎学研究会” による説明板があります。右側には大浦天主堂やグラバー園が見えますよ。景色はこちらがいいですw
そして坂本先生の写真で有名な上野彦馬の墓もあります。龍馬像入り口のすぐ隣です。
もしあの写真がなかったら坂本先生もここまで有名ではなかったカモしれません。他には高杉晋作、桂小五郎、新選組副隊長土方歳三の写真も撮ってます。カメラ好きの方は是非!合掌。
では気が済んだら帰りましょう。龍馬通りを下ります。
ここを左に下れば亀山社中記念館、右を下れば若宮稲荷神社。後は徒歩圏内の眼鏡橋、もしくはシーボルト記念館に行くなりして下さいw
そして夜19:30~20:00頃、再び行ってみました。
亀山社中資料展示場。奥には若宮稲荷神社が見えてます。
若宮稲荷神社の坂本龍馬像。
風頭の坂本龍馬像。
風頭公園はちょっと暗いトコもあるんですケド、稲佐山みたいに人が多くないのでゆっくり見れます。ライトアップされた世界遺産の大浦天主堂、ジャイアント・カンチレバークレーンも見えますんで良いカメラ、良い腕をお持ちの方は行くべきでしょうw
帰りの龍馬通り。暗くはないんですが、急階段なので気を付けて下さい。
以上、「亀山社中 関連めぐり2」でした。
1でご紹介した亀山社中記念館と合わせても2時間あればジックリ見て回れると思います。
余談ですが、資料展示場で購入した冊子にメジャーどころが紹介していない坂本龍馬が訪れた場所がズラ~と載ってたんで、いずれソコも訪ねてみたいと思います。
気長にお待ち下さいw
龍馬ファン、龍馬ヲタなら一度ならず二度三度と訪れたい長崎。
以前来られた方も、もう一度訪れてみてはいかがでしょうか。
当時とはまた一味違った坂本龍馬が見た景色が見れると思います。
近々、勝海舟が作った海軍操練所跡にある長崎県庁舎が取り壊されます。
もしかしたら今までの歴史が全部吹っ飛ぶ様な発見がある!!
…カモしれないという話を聞いたんで楽しみにしておきましょうw
今回も見てくれた皆さん、ありがとうございました。
長崎観光の予定立案に使って頂けたら幸いです。
松浩G