長崎 戦艦武蔵を建造したドックを撮影しに行こう!
長崎 戦艦武蔵を建造したドックを撮影しに行こう!
【直接行けるバス停留所】
(大人240円 30分)
(大人180円 14分)
・宝町 バス停 ⇨ 岩瀬道町
(大人180円 10分)
・稲佐橋 バス停 ⇨ 岩瀬道町
(大人180円 8分)
おんちゃス。
さて今回は旧大日本帝国海軍最後の戦艦、武蔵 を建造した三菱重工長崎のドック・第二船台と、今なお残っているガントリークレーンを見に行ってみましょう。
原爆の被害、および戦後、進駐軍によって解体されたイメージがありますが、実は現存しています。
ドックは恐らくそのままですが、ガントリークレーンは残念ながら現在は1/3のみです。
長崎観光の大手、大浦天主堂、グラバー園や外国人居留地、オランダ坂などとは丁度対岸になるので、余り観光に行かれる方はいないと思います。
人と違う観光地へ行かれたい方、ミリヲタ、いい腕・いいカメラをお持ちの方、そしてメカ好きのお兄さん、お姉さん方は是非どうぞ!!
オススメです!
今回の撮影条件と致しましてはスマホカメラのみ、UPナシ!
全部を写すと楽しみが半減しますからね♡
では前置きはこれくらいにして、早速撮影しに参りましょう!
先ずは大浦観光後、直接行かれる皆さんは、「大浦天主堂下 バス停」へ。
基本、一時間に5本出てます。大人240円、約30分!
経由番号 6 にON!!行先は「神の島」って名称があればOK!!
(一丁目や教会下なんかがありますが、終点まで行かないので大丈夫ですよ!)
⇩そのまま バス乗車 までスクロールして下さい。
次は長崎駅構内から。先ずは横断歩道を渡ります。
バス停が見えてきます。
右の「長崎バス」乗り場へ。手前の標識辺りで待っときましょう。
ドックへは経由番号6番、「立神」「小鉢みなと坂」「神の島教会下」行きにON!
バスの便はタップリあるんで、適当に行っても待ち時間はほぼナシでしょう。
※同じ6番でも福田行きは違います。ソコだけ気を付けて下さい!
経由番号 6 「立神、木鉢みなと坂、神の島」行き。大人180円、約14分!
宝町バス停はコンビニ前から同じく「立神、木鉢みなと坂、神の島 6」に乗ります。大人180円、約10分!
稲佐山ロープウェイ乗り場からは少し歩いて、このガソリンスタンドが見えるバス停「稲佐橋」から乗れます。セブンイレブンの前ですよ。
同じく「立神、木鉢みなと坂、神の島6」、大人180円、約8分!
バス乗車
そうこうしてる間にバスが来たんで乗車!今回は 「神の島工業団地6」です。(工業団地は関係ないですよ)
整理券を取って乗ります。お金は後払いです!
Go!!
左側にのれば長崎港が見れます。
途中、世界遺産のジャイアント・カンチレバークレーンが見れます。ココから先、レンガ塀が続きます。三菱資料館もこの辺です。
暫く進むとブロック塀の上からまたクレーンが見えます。この辺くらいから降りる用意をしましょう。
長崎駅からは180円。「岩瀬道町(いわせどうまち)」で降車します。
直接「立神」まで行ってもいいんですが、「岩瀬道町」での降車がオススメです。何故なら撮影処が満載だからです!
降車したら正面に三菱重工本社。あんまり写真はダメなんでしょうね。警備の人に警戒されましたw
では横断歩道を渡ります。勿論地下道でもOK!
左へ進。
早くも正面にクレーンが。めちゃくちゃカッコいいです!
真すっぐ行ってもいいんですが、右へ上ります。
振り返ると世界遺産の「占勝閣」が見えます。その手前は同じく世界遺産の第三船渠です。
因みに千勝閣に入るには船主になるか、従業員になって退職前に招待されるしか方法がないそうです。話によると「想像を超えた豪華さ」らしいッスw
納得する写真が撮れたら、坂を上ります。
イージス艦?を2隻建造中。
進。坂の頂上の先にクレーンが見えてますが、ま~だ慌てちゃいけません!
坂を下ります。カメラの用意はいいですか⁉
撮影スポット。奥のアズキ色した鉄骨が戦艦武蔵が建造された第二船台と現存しているガントリークレーンです。
平日は手前のクレーンが動いてます。「ピンポンパンポ~ン♪ ピンポンパンポ~ン♪」
電線がやや邪魔か⁉
坂の下が「立神」。ソコまで下ってみましょう。
進。
ヘアピンの手前から下ります。
階段を下るとバス通りの撮影スポットへ。車には気を付けて!
歩道を下って「立神」へ。
立神公園です。ここで一休み。
休憩終了。ではバス停の方へ。今度は坂を上って行きます。
そのまま歩道を進んでもいいんですが、折角なのでこの階段を上りましょう。詳しくは載せませんが、撮影どころ満載ですよ!
※但し大変危険なので無理は禁物です!!
ガントリークレーンの大きさ、バスと比較すれば分かると思います。
因みに対岸が大浦居留地。そらヤッパ、国家機密は隠しますよw
※建造中は全体をシュロすだれのカーテンで覆っていたそうです。(シュロ=ヤシ科)
進。
駐車場の先へ。
ココからもバッチリです。カッコいい!!
では一番近くまで行ってみましょう。坂を下ってバス通りへ。
バス通りへ出ました。この辺も撮影所満載です。
右のトンネルを抜けると東立神、西泊、神の島です。
納得する写真が撮れましたら、横断歩道を渡ります。
もう見えてますね。黄色いクレーンで未だに使われてる事が分かると思います。
階段を上ってみましょう。
皆さん、気付かれました⁉ 実はジャイアント・カンチレバークレーンのある飽の浦工場からず~っと、レンガやブロック塀、金網で詳しく中を見れない様にしてるんですよ!
やがて、ふと開ける地点があります。ココが一番近いんではないのでしょうか。
直線の重なりが美しい。
全長263m
三菱長崎造船所、通し番号800番船
1944年、10月24日、シブヤン海で米軍によって撃沈。
就役して2年…。
感慨深いモノがあります。
さらに上へ。但しここから先は蜘蛛の巣があるので、棒を振りながら進みましょう。人通りの少ない山道を歩く基本です。
すると金網が破れてるトコがあります。猪が破ったのか、何らかの為に人が破ったのか⁉
上の写真がガントリークレーンが見れる最後の場所でした。これ以上進んだら山の陰に入って見えなくなります。
恐らく下のトンネルが出来る以前は、この道が東立神、神の島へ行ける道だったんだと思います。
では帰りましょう。
但し平日は夕方5時までには帰る様にして下さい。
何故なら三菱さんの帰宅時間になるからです。沢山の方が働いているので帰宅ラッシュになりますよ。
それかラッシュが終わるまで写真を撮りまくるってのもアリです。
夕方、奥の自衛艦の後部デッキ、ビシッとならんで終業挨拶!
御覧の様にバスが5台も並んでました。この後も次々にバスがやってきます。
バスに乗るのもいいんですが、少し先まで歩いてみましょう。
バス停の名前もステキです。
因みにこの左側の坂、スゴイです。私有地なので写真だけ。
コレが最後に見えるガントリークレーンです。
ココからが現存しているガントリークレーンの長さが分かります。書物によると残ってるのは1/3、実際はこれよりまだ200mあったそうです。
そのまま歩道通りに歩いていけば、噂の「変電所の坂」や「ジャイアント・カンチレバークレーン」が陸地から一番近くでみれますよ。
是非どうぞ。
因みに夜はこんな感じでした。
良くある工場の夜景…とはならなかったです。優良企業は労働時間もキッチリしてるようですねw
最後に
なんと12月4日(火)に「新日本海フェリー」さん発注の大型フェリーを受注、建造される事が発表されました。
露天風呂、バーベキュー施設を備える全長222メートルの大型フェリー2隻です。
2018年に新しく設立された「三菱造船」さんが受け持つとの事なので、恐らくこの立神造船所がメインとなるハズです。
完成予定は2021年。
是非、その建造の様子、見に行って下さい!!
こんなチャンス、滅多にないと思いますよ!!
以上、「戦艦武蔵を建造したドックを撮影しに行こう!」でした。
詳しくは是非御自身の目、カメラでご確認下さい!
メカ好きは勿論、そうでない方も十分楽しめると思います!
松浩G