長崎 アンチ観光アンチ旅

旅好きだけど金がない。ならば地元を旅しようw の精神でこのブログ始めました! 来崎される皆さんの役に立てれば幸いです!

2021 長崎市内観光 新型コロナウイルス の影響は⁉

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長崎市内観光 新型コロナウイルス の影響は⁉

Re 21/5/12

 

※2021年 4月28(水)~5月31日(月)まで殆どの観光施設が閉鎖されます。

⇓5月11日 が延長されて31日までとなりました。

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GW期間中、入場可能な有料施設は…

・祈りの丘 絵本美術館(一階図書館は無料)

孔子廟(時短、五月夜間営業中止)

崇福寺

興福寺

長崎県美術館(時短営業)

長崎歴史文化博物館(時短営業)

・二十六聖人記念館(通常営業)

伊王島 i ランド ルミナ(五月は土曜のみ営業)

 

無料観光出来るトコ、しいて言うなら…

・小菅修船ソロバンドック

・南山手居留地散策

大浦天主堂(外観)

・グラバー スカイロード、垂直エレベーター

鍋冠山展望台

・大浦外国人墓地

・東山手居留地散策

オランダ坂

・水辺の森公園

・高木秋帆関連

思案橋、丸山散策

風頭公園

・龍馬のぶーつ像

眼鏡橋

・長崎公園 どうぶつひろば

・西坂公園、二十六聖人像

・坂本外国墓地

山王神社 被爆クスノキ

・原爆落下中心地公園

平和公園

浦上天主堂(外観)

あぐりの丘

稲佐山展望台

変電所の坂

・三菱造船所立神ドック周辺散策

・神の島、マリア像

・各寺院、仏閣、教会

ぐらいです。

 

このコロナ禍、長崎市内を訪れる観光客の方、少なからずいると思います。

なので今回は

長崎市内観光 新型コロナウイルス の影響は?」

と銘打って、各観光地はコロナウイルスによって入場禁止などになっていないか?…をレポートします。

では先ずは長崎市内観光と言えばココ!

2つの世界遺産が混在している「大浦地区」からです!

 

<大浦地区>

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大浦天主堂

▶閉鎖

【4/26(月)~5/31(月)まで】

※夜間ライトアップは継続中

 

グラバー園

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

祈りの丘 絵本美術館

▶通常営業

 

南山手美術館・カフェ

▶営業中(時短)

 

南山手町並み保存センター

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

須加五々道美術館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/11(火)まで】

 

グラバースカイロード

▶利用可能(無料)

 

垂直エレベーター

▶利用可能(無料)

 

南山手レストハウス

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

鍋冠山展望台

▶制限ナシ(無料)

 

大浦国際墓地

▶制限ナシ(無料)

 

ナガサキ ピースミュージアム

▶営業中

 

旧香港上海銀行長崎支店記念館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

べっ甲工芸館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

軍艦島デジタルミュージアム

▶休業

【5/7(金)~5/31(月)まで】

 

孔子廟

▶営業中(時短)

 ※各イベント、夜間営業中止

 

東山手洋風住宅群

 長崎市古写真・埋蔵資料館(有料)

 東山手地区町並み保存センター(無料)

 東山手地球館(無料・カフェ別)

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

※自粛中、夜間ライトアップ継続

 

東山手十二番館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

東山手甲十三番館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

オランダ坂

▶制限ナシ(無料)

 

旧英国領事館

 入館不可

 ※現在工事中

 

<長崎港周辺>

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軍艦島

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

長崎水辺の森公園

▶制限ナシ(無料)

 

長崎県美術館

▶入館可能(時短)

 

長崎税関資料館

▶閉鎖

【5/11(火曜)~無期限】

 

出島ワーフ

▶営業中(時短)

 

出島

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

※夜間ライトアップ継続

 

 

<中華街周辺>

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長崎新地中華街

▶営業中(一部店舗休業)

 

唐人屋敷跡

▶土神堂・天后堂、

 観音堂・福建会館、

 閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

▶蔵の資料館 閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

 

<丸山・寺町周辺>

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丸山・思案橋

▶営業中 

 一部店舗、休業・時間短縮営業

 

中の茶屋

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

小島養生所跡地資料館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

崇福寺

▶拝観可能(17:00以降は無料)

 

眼鏡橋

▶制限ナシ(無料)

※夜間ライトアップ継続

 

長崎市図書館 救護所メモリアルエリア

▶閉鎖

【4/27(火)~5/31(月)まで】

 

興福寺

▶拝観可能(有料)

 

 

<風頭>

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亀山社中記念館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

龍馬のぶーつ像

▶制限ナシ(無料)

 

亀山社中資料展示場

 無期限休館中

 

若宮稲荷神社

▶制限ナシ

 

風頭展望台

▶制限ナシ(無料)

 ※21:18頃 消灯

 

風の大地美術館

▶入館可能(無料)

 

 

<新大工・立山周辺>

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シーボルト記念館

▶閉鎖

 【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

諏訪神社

▶拝観可能(無料)

 

長崎公園 どうぶつ広場

▶入園可能 9:30~17:00

 

サント・ドミンゴ教会跡資料館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

長崎歴史文化博物館

▶営業中(時短)

 

立山防空壕

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

聖福寺

▶拝観可能(無料)

 ※現在大規模修復中

 

 

長崎駅周辺>

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長崎県庁 展望台

▶見学可能(無料)

 

西坂公園

▶制限ナシ(無料)

 

二十六聖人記念館

▶開館中(有料)

 

 

稲佐山周辺>

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長崎ロープウェイ

▶運休

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

 

稲佐山スロープカー

▶運休

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

稲佐山公園

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

稲佐山展望台

▶制限ナシ(無料)

 

 

稲佐国際墓地

▶一部見学可能(無料)

 ※オランダ人、ロシア人墓地見学不可

 

三菱重工長崎造船所史料館

 無期限休館中

 

変電所の坂

▶制限ナシ(無料)

 

 

<浦上周辺>

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坂本国際墓地

▶制限ナシ(無料)

 

一本柱鳥居 被爆クスノキ

▶制限ナシ(無料)

 

長崎路面電車資料館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

原爆資料館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 ※展望台は制限ナシ(無料)

 

原爆死没者追悼平和祈念館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

野口彌太郎記念美術館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)/まで】

 

長崎市歴史民俗資料館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

原爆落下中心地公園

▶制限ナシ(無料)

※夜間ライトアップ継続

 

長崎平和公園

▶制限ナシ(無料)

※夜間ライトアップ継続

 

浦上キリシタン資料館

▶営業中(無料)

 

浦上天主堂ピエタ展示コーナー

▶拝観可能(無料)

※夜間ライトアップ継続

 

如己堂・永井隆記念館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

※如己堂は見学可

 

 

<他>

長崎市科学館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

長崎交通公園

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

あぐりの丘

▶営業中(無料)

※イベント中止

 

長崎ペンギン水族館

▶閉鎖

【4/28(水)~5/31(月)まで】

 

伊王島 アイランド・ルミナ

▶営業中

【五月は土曜日のみ】

 ※i+Land nagasakiも営業中

 

とまぁ、こんな感じになっております。

 

なお、神社・お寺・教会はコロナ禍でも、ほぼ問題なく拝観、見学可能でした。

長崎市内の公共交通機関(バス、チンチン電車、タクシー、旅客船、)などは問題なく運行中ですが、高速バス、JRは減便されるカモしれません。

HP等で確認して下さい。

 

見てくれた皆さん

ありがとうございました。

また色々やってみます!

 

松浩G

 

長崎 高島秋帆を慮ろう!

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長崎 高島秋帆を慮ろう!

 

こんにちは。

今回は令和3年、2月14日から放送開始されたNHKさんの大河ドラマ「晴天を衝け」でいきなり登場した、長崎出身の人物 高島秋帆 に関係ある場所に赴き、在崎してた頃の鷹島の気持ち、考えを慮(おもんぱか)ろう! というテーマでご紹介致します。

 

では、高島についてザックリ。

「高島四郎太夫茂敦」

・1798(寛政10年)生まれ 月日は不明

・1808(文化5年)  フェートン号事件勃発

・1814(文化11年)出島備場受持ち 就任

・1823(文政6年)  出島で西洋砲術を学ぶ

・1842(天保13年)鳥居耀蔵の命により捕縛

・1843(天保14年)江戸・伝馬町へ移送

         ※大河ドラマ初登場はこの時

・1846(弘化3年)水野忠邦により保釈、砲術師範就任

・1866(慶応2年)1月4日 江戸、東片町で死去

 

とまあこんな感じです。

詳しくは他のサイトに任せて、我々は早速、高島に関係ある場所へ参りましょう!

 

先ずはこちらから!!

 

<雨声楼>

長崎電気軌道3番線、終点「崇福寺」からスタートします。

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道路を渡り正面の坂道へ。

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ここから「茂木街道」。薩摩藩の志士達も通った道です。石垣が素晴らしいですね。

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入口。頭上に案内板が教えてくれます。

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こちらが「高島別邸 雨声楼(うせいろう)」。因みに旧漢字は"雨聲楼"です。

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この右下に砲術の試験場や標的に使われた石、当時の祠があります。あまり状態は良くありません。

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左側にある石倉、以前は資料が展示されてましたが現在は封鎖。

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裏門。ここから下っていけば丸山に行けます。

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建物はこんな感じでした。

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明治には料亭になったそうです。

芥川龍之介が出入りし、お気に入りの芸者さんがいた…と記録が残ってます。

建物は1945年 昭和20年 8月9日11:02 投下の原爆による爆風で倒壊。現在に至ります。


詳しくは他のサイトや雑誌にお任せして次へ!

 

 

<高島家墓地>

場所は思案橋入口から渡ります。鍛冶市商店街を通って真っ直ぐ進むだけです。

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の前に思案橋のゲートを見上げると、何やらモニュメントが。

なんと一番右が高島です。本石灰町(もとしっくいまち)の皆さんが大切にされているのが分かると思います。

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思案橋通りの街灯にも高島のお姿が。説明プレート、他の人物もいるので探してみて下さい。

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では先程の横断歩道を渡り、鍛冶市通りを通り抜けて「寺町」へ。

 

「晧臺寺(こうたいじ)」さんが見えてきます。

現在、晧臺寺さんは1909年、明治42年以来改修工事中。

でも大仏、門を守る仏像は見学可能。迫力ありますよ。

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高島の墓石は境内の右側、「幣振坂(へいふりざか)」から登ります。

この坂、多少の覚悟が必要です笑

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途中にはシーボルトの妻子、楠本瀧さん・イネさんのお墓もあります。休憩がてら合掌。

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だいぶ登って参いりました。この案内板から左へ。

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ココの上に高島の墓石があります。

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こちらです。

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が、残念ながらここはあくまで高島家のお墓。秋帆は墓碑のみ。遺骨は御江戸、東京 文京区 本郷東片町 の「大円寺」に納骨。お近くの方は是非!

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ご先祖か、有志の方か、お寺の方かは存じませんが、常に清掃しておられているみたです。

因みに同地にはあの「近藤長次郎」、写真家「上野彦馬」の墓、そして龍馬像で有名な風頭公園へ行けますよ!

お時間、体力のある方はどうぞ。

 

では次へ。

 

<高島邸跡>

長崎市 万才町の「長崎家庭裁判所」へ参ります。

目安としては”旧長崎県庁”の近くです。

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実はここが「高島本邸」があった場所です。

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裁判所のロビーに高島邸の発掘物が展示されています。写真中央は日本最古、木製チェスのコマです。

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他に陶器やガラス品も展示されてるんですが、高島と言ったら砲術。写真は砲弾の鋳型。

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平成2年12月に発掘調査開始。その時のモノが展示されています。

見学可能時間は平日 月~金 8:30~17:00

 

高島邸はなんと1838年 天保9年4月4日の大火により焼失。

立て直しはせず、先の「雨聲宿」にそのまま移り住んだそうです。

因みに長崎市 小川町の出火元には神社が建てられてますよ。

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延焼の度合いを記した地図もあります。

路面電車、上町 電停の近くです。裁判所からも歩いて行ける距離なので、お時間のある方はどうぞ。

 

なお、長崎家庭裁判所から外に出て、左を向くと旧長崎県庁跡地。

当時は「長崎奉行所西役所」(後に海軍伝習所)

その奥には「出島」

その先は「長崎港」が見えてたんでしょう。

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11歳当時、フェートン号事件

それが原因でお奉行様切腹

騒然とする長崎。

高島の衝撃は如何程であったか⁉

何を覚悟したのか⁉

慮って下さい。

 

余談ですが裁判所の近くには坂本龍馬海援隊の有力スポンサーであった小曾根乾堂の小曾根邸跡。

忠臣蔵 討ち入りのモデルになった深堀事件の発端場所、「大音寺坂」があります。

 

 

因みに出島

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内にある復元されたカピタン部屋。時代的には高島が出入りしていた頃と合致してます。

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江戸時代の出島表門再現模型。高島の気分が想像できますね。

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出島からの眺望。奉行所、その奥に高島邸(中央の木に囲まれた白い建物)が見えます。

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この距離だったんですねぇ。

高島がこの距離をどんな思いで行き来していたのか慮って下さい。

 

色々調べると、正直詳しい事は残っていないとの事。

生まれ年は分かったのですが、詳しい月日は分からないそうです。

こうやって忘却の彼方へ消えていくのですね。

つか、正直わたくしを始め、多くの長崎人も高島について知らないんではないでしょうか。

大河での活躍次第では、もう少し有名になる! 

…カモしれません。

何か新しく情報が出ましたら追記したいと思います。

 

今回も見てくれた皆さん、ありがとうございました。

来崎された際はぜひ見回ってみて下さい!