長崎 天満宮二十五社めぐり(天神さまウォーク)に参加してみよう!
長崎 天満宮二十五社めぐり(天神さまウォーク)に参加してみよう!
Re 19/2/21
※2019年 平成最後の2月も開催されました。
2020年、令和2年の開催は分かり次第お伝えします。
【データ】
25社+他
松森天満宮 ➡ 長崎市内中心部 ➡ 出雲神社 (大浦方面)
・歩数 約23,000歩
・時間 約7時間30分(お昼休憩含め)
<用意するもの>
・参加費(保険込) 500円
・お賽銭 25社分+予備
・お昼用の軽食・飲み物
・服装は動きやすいラフなモノ
(靴下はダサくても厚めが良w)
おんちゃス。
一年前の2018年、2月25日(日)
長崎市内で開催された「第17回、天満宮二十五社巡り」(天神さまウォーク)に参加しました。
長崎市中心部にある天満宮、道長公にまつわる場所を回り、梅を愛でながら各神社の歴史、成り立ちなんかを聞く…というものでした。
今回はその時ザックリ撮った写真を載せます。
ご存知の通り天満宮とは平安時代、菅原道真(すがわらの みちざね)という人が権力闘争に負けて福岡の大宰府に左遷され、そのまま死亡。
その後、京で色々な災いが起こり「道真の祟りじゃ!」となった事から、それを鎮める為に作ったのが天満宮だとか。
そんな天満宮が長崎市内にもこんだけあるとは知らなかったです。
このウォーキングは天満宮だけじゃなく、道真公に関係のある場所、祠(ほこら)なんかも参拝。
個人宅にある普段は見られない貴重な天満宮、日本画もわざわざ公開してもらいました。
さらに殆どの場所で『お接待』(←今回そういうモノがあると初めて知った!)という差し入れを頂き、結構お腹いっぱいになりました。
ありがとうございました!
ではさっそくスタートしましょう!
集合場所は松森天満宮です。
一、松森(まつのもり)天満宮
大御所、長崎三社の1つ。長崎では一番古い歴史ある天満宮だそうです。
二・三、新大工町(しんだいくまち)と今博多町(いまはかたまち)天満宮
松森天満宮に移設され合祀(ごうし)されてます。
四、山中(やまのなか)天満宮
長崎一の大御所、諏訪神社の奥にありました。
五、樺島町(かばしままち)天満宮
個人宅内で普段は非公開。でも連絡すれば見せてくれるらしいです。五島町、立体駐車場近くにあります。
ランタン会場で有名な中央公園のすぐソバ。
七、長崎大神宮(だいじんぐう)
公会堂通りから眼鏡橋に出る通りにあります。階段を上って二階にある神社です。
八、桶屋町(おけやまち)天満宮
ココは個人宅内で普段は非公開。が、連絡すればOKとの事。旧公会堂跡横の銀行裏にあります。
九、伊勢宮(いせのみや)
大御所、長崎三社の伊勢宮にある祠。場所は本社の右側奥。
十、中島(なかしま)天満宮
中島川の横、坂本龍馬の写真で有名な上野彦馬撮影局跡の近く。管理者がいなくなったらしいのでかなり傷んでました。
十一、桜馬場(さくらばば)天満宮
新大工商店街、シーボルト通りのちょい奥にあります。幕末、あの!有名人が長崎を去る前に立ち寄ったらしいッスw でも多分そうですよ。
ちと寄り道。天寿庵(てんじゅあん)
長崎の創始者、長崎甚左衛門の別荘があったとか。トッポ水というトコの横を上がってスグ。個人宅みたいでしたよ。
十二、水神(すいじん)神社内の祠
蛍茶屋の先にありました。ここで初めて「ざぼん」を食す!美味かった!
あと主催者の方が「あら~、モグラのおる!」と言ってましたが自分は見つけられず…。
十三、松嶋(まつしま)天満宮
蛍茶屋の先にある赤い鳥居がズラ~っと並んでる神社。ボケ防止のお地蔵さんがあったので頭をなでてきましたw
で、この後竹ん芸で有名な「若宮稲荷神社」 ➡ 風頭公園に登ってお昼休憩…って予定でしたが、雨がシトシト降り続き次の予定場所は滑るから危ない、という事で断念。
そのまま長崎市民会館でお昼休憩となりました。
わたくしは頂いたお接待を食べて飲んでエネルギー再充填完了。
50分程休憩して再出発!
ちなみにここで結構な人数の方がギブアップ、もしくは用事で帰りましたw
追記:行けなかった 十四、松姫、笠頭(かざがしら)稲荷神社。
後日撮影。梅の紋章と道真公っぽい像があったので恐らくコレじゃないかと。風頭公園、坂本龍馬像の下にあります。詳しくは来年ですw
十五、東古河町(ひがしふるかわまち)天満宮
平成最後の長崎くんち踊り町、東古川町にある天満宮。普段は非公開。鳥居が長崎一古いらしいッス。
十六、今篭町(いまかごまち)天満宮
八坂神社内合祀。元は崇福寺通りにあった神社。この後行った元あった場所では当時、お世話してた方々からお接待を頂きました。
十七、水口(みのぐち)天満宮
提灯のどれかに神社名が書いてあるハズ。また来年ですw
十八、高野平天満宮
八坂神社内に合祀。
十九、愛宕(あたご)神社
本社の横にあった祠。この辺、天狗がいたらしいッスw
二十、八劒(はちけん・やつるぎ読みも)神社内の祠。
※はちけんが正解です!
上小島、高島秋帆宅跡の横にありました。この祠は長崎一大きいとの事。
因みにこの反り返った鳥居は古い証拠だそうです。
二十一、梅園天満宮身代わり天神
ここは有名なんでぜひ行ってみて下さい。近くに長崎検番があって三味線のお稽古が聞こえてきたりしていい雰囲気ですよ。神社自体もなんかセクシーw
二十二、肇劫山(ちょうこうざん)本行寺
お寺のご自宅内にあった日本画家、狩野胖幽(かのうたんゆう)作の道真公と梅の絵。場所は玉泉神社の正面に見える路地奥を上り、右へ曲がりました。
二十三、梅香崎(うめがさき)天満宮
ここは梅ヶ枝餅で有名です。
なんと管理者さんの粋な計らいで特別に内部を見せてもらいました!
川原慶賀という日本画家の絵「奔馬(ほんば)」←これの読み方分かんなかったッスw
1836年天保7年に描かれた門外不出なモノ。もう消えそうな薄さでした。
二十四、楳香崎(うめがさき)神社
先程の梅香崎とは字が違います。楳図かずおの楳です!って主催者さんが強調しておられましたw
お接待に頂いた梅酒、美味しかったけどかなりの度数で酔っ払いました!!
場所は中華街、港公園近くのコンビニから梅香崎郵便局横の階段を上ります。
そしてラスト! 二十五、出雲(いずも)神社
大浦、石橋電停から真っ直ぐ進んだ出雲町にあります。この下の通りにかつて花街があったとか。実際鳥居に店舗名が書いてありました。
最後は地元の方々から公民館でお接待を受け、主催者の方から終わりのお話があって自由解散!
以上、長崎 天満宮二十五社めぐり(天神さまウォーク)に参加してみよう!でした。
同じ日、長崎はランタンフェスティバルで盛り上がってましたが、このウォーキングはそれと全く関係なかったのが良かったです。
実は参加したのはいいけど、神社を事は良く分かっておらず
「何で〇〇神社なのに〇〇天満宮なんだ⁉」
という程度でした。
途中で分かったんですが、どうも様々な事情によって神社が廃止される…ってなった時に「じゃあウチで…」と、引き取ってそのまま一緒に祀ってるのを合祀という事らしいです。
なので、同じ神社に3つも4つも名前があるんですね。
長崎市の町中にこんなに沢山の神社があるとは知らなかったので、自分としては参加して良かったと思います。
主催、先導してくれた山口さん、一番最後から見守ってくれた松森天満宮の方、他関係者の皆様、お忙しい中、ありがとうございました!
お接待をして頂いた各神社関係者の皆さん、ありがとうございました!
美味しい高級お茶にお菓子、ジュースに飴にチョコレート、度数の高い手作り梅酒は疲れた体にバッチリ、最高でした!
何も知らずお賽銭は千円分しか持って行かなかったので郊外の神社だけ入れて、後日再参拝。申し訳なかったですw
そして参加して一緒に歩いた皆さん、お疲れ様でした!
中には主催者の方や神社の方も知らない様な事を知ってる人もいましたよ。何してる人なんだろう?
今のところは毎年開催されてるらしいので、長崎の皆さん、そして来崎予定の皆さん、是非参加してみて下さい!!
最後に。
こういうウォーキングって服装大事ですね。
皆さん、慣れた方々ばかりでしたのでマウンテンシューズに雨用の服装でした。
実はわたくし、たまたま雨が降ってたのでラフなカッコで参加しましたが、晴れだったらスーツに革靴で参加するつもりでしたw
松浩G